英検®過去問題集

英検®合格のための、アプリ活用術

本アプリのユーザー様の英検®合格のために、そのノウハウを学んでいただく特設コンテンツです。
こちらでは、「リーディング編」「リスニング編」「ライティング編」「スピーキング編」の4つで構成されています。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

 

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リーディング編

英検®を含め、全ての英語検定試験は、最近の傾向を把握し、その傾向に沿った、対策をすることが効果的です。特にリーディングPARTの場合は、よく取り扱われる分野や提題などを見極める必要があります。そのためにも、直近の過去問を受験することが、英検®対策の第一歩と言えます。下記に具体的な学習方法をまとめていますので、ぜひご活用をください。

※スクリーンショットは、英検®準1級 2022年度第2回の過去問題です。

◆ ポイント1
リーディング問題は、時間配分が一番重要です。アプリの右上にあるタイマーを意識しながら、時間内に解けるように練習します。

◆ ポイント2
一時停止機能は付いていますが、できるだけ一時停止しないで、各パーツの受験を時間内に完了するように練習します。画面右上のタイマーを活用し、解答までの所要時間を自分で測れる練習もここで同時に行います。

◆ ポイント3
長文読解は、時事的な内容から出題されるので、話題のテーマに対し、キーワードをメモする習慣を身につけます。

◆ ポイント4
受験中に知らない単語がある場合は、メモしながら、受験終了後に必ずその意味や使い方を確認します。受験中にはメモは取ってもよいですが、絶対に辞書を引いたり、ネット検索してはいけません。

◆ ポイント5
受験後は、結果確認画面の正誤結果から、不正解した問題と自分の回答を照らし合わせ、不正解の原因を特定します。これを繰り返し行うと、スコアが自然に上昇します。

リスニング編

リスニングPARTは、リーディングPARTとは学習方法が完全に異なります。リスニングは、知識を増やすより、英語の発音に慣れる練習をするイメージです。すなわち、「英語の耳を作る」訓練が必要です。
※スクリーンショットは、英検®準1級 2022年度第2回の過去問題です。

◆ ポイント1
リスニング問題は、出題される問題形式に慣れることが一番重要です。リスニング問題には、長文読解とは異なり、難しい単語はほとんど登場しません。聞き取れるようになる練習だけすれば、意外と高得点の獲得が可能です。聞く回数を増やし、聞き取れるように練習します。

◆ ポイント2
リスニング問題の音声が流れる際には、分からない単語やフレーズがあっても、絶対に止めないで、分からない単語なら分からないままで、聞き取れた単語だけで全体の流れから意味を推測する練習をします。分からない単語やフレーズは、採点結果画面で確認するようにします。

◆ ポイント3
イヤホンを使わずに、できるだけ外部スピーカーを使い、現場のスピーカーから流れるような音声でリスニング練習をします。受験者と5メートル以上離れた所にスピーカーを置いて、スピーカーから流れる音声を聞く練習をすると効果的です。

◆ ポイント4
アクセントが入り、はっきりと発音される所は聞き取りやすいが、「弱形」といって、弱く(もしくは短く)発音される所は聞き取りにくいです。リスニング練習では、この「弱形」もしかっりと聞き取れるように練習します。

ライティング編

ライティングPARTは、英語4技能の中で、もっともスコアを伸ばしやすいPARTです。リーディングとリスニングと比べ、短期間で200点以上のスコアアップも可能です。こちらに紹介している学習方法を身につけて、ぜひ高得点を獲得を目指してください。

◆ ポイント1
内容構成も重要ですが、エッセイの形式さえ整っていれば、比較的に良い点数を獲得できます。仮に内容が少し足りないエッセイでも、しっかりとしたエッセイの形式を取っていれば、比較的に高い点数を期待できます。

上記のエッセイは、論理構成を意識せず思いついたまま書いたエッセイです。この場合、論理構成スコアが4点の中に1点しか取れなかったため、総合スコアも低くなっています。

上記のように、全く同じ内容でありながら、論理構成を意識して作成すると、スコアはどのように変わるのでしょうか?この場合、論理構成スコアで良い点数を獲得しているので、総合スコアも168点上がっています。論理構成を取り組んだだけで、スコアが488点から560点に飛躍的に上がりました。つまり、不合格ラインである488点から、合格ラインである560点まで上がったことが分かります。
※スクリーンショットは、英検®2級 2021年度第2回の過去問題です。

◆ ポイント2
論理構成PARTで良い点数を取るためには、ディスコースマーカーを適切に使用することが重要です。似ている意味を持つディスコースマーカーでも、できるだけ語彙レベルが高いものを用いることで、論理構成スコアはもちろん、語彙レベルの上昇も期待できる一石二鳥の効果があります。

上記のエッセイは、接続詞「so」をディスコースマーカーとして用いたエッセイです。接続詞「so」は語彙レベルが低い単語です。語彙PARTの評価が「2点/4点」となっています。

上記のように、ディスコースマーカーとして「in conclusion」を用いたエッセイだと、語彙PARTの評価が「3点/4点」と変わり、1点上がったことが確認できます。このように、ディスコースマーカーを変えるだけでも、スコアの上昇が期待できます。総合スコアも538点から560点に上がりました。受験者にとって、22点は大きな差です。
※スクリーンショットは、英検®2級 2021年度第2回の過去問題です。

◆ ポイント3
語彙レベルは、ディスコースマーカーだけでなく、エッセイ全般の評価に絶対的な影響を与えるので、エッセイの作成時には常に意識する必要があります。ここで、語彙レベルを異なる単語を用いる2つのエッセイを比較してみましょう。

上記のエッセイは、「maintain well」という表現と、「would not like」という表現を用いています。3枚目写真(AEES語彙分析)で分かるように、副詞「well」と動詞「like」は両方とも語彙レベルとしては一番低い、レベル1となっています。「well」と「like」は、日常会話では全く問題ありませんが、エッセイで高得点を獲得するためには、より語彙レベルの高い単語・フレーズを用いるべきです。

上記のエッセイは、副詞「well」を「appropriately」に、動詞「like」を「be satisfied at」に変えたエッセイになります。この二つを単語・フレーズを変えるだけで、語彙PARTの評価が「4点/4点」に変わり、総合スコアは538点から590点に上がりました。
※スクリーンショットは、英検®2級 2021年度第2回の過去問題です。

◆ ポイント4
エッセイの評価項目の中で語彙と同様に、重要な項目となるのが文法です。文法スコアは、書き手の文法知識と表現力を総合的に評価されるものです。そして、エッセイの採点では、「Paraphrasing(言い換え)」という観点があり、同じ単語やフレーズを繰り返し使用すると、減点の対象になります。

上記のエッセイは、「museums can control …」のように、短文で表現しています。もちろん、この表現も日常会話では全く問題ありませんが、エッセイで高得点を獲得するためには、より語彙レベルの高い単語・フレーズを用いるべきです。このエッセイだと、文法PARTの評価が「2点/4点」となっています。

上記のエッセイでは、「museums can control …」を、形式主語と真主語を用いて、「it is important to control …」のように表現しています。こちらの表現を用いるだけで、文法PARTの評価が「3点/4点」に変わり、総合スコアは590点から630点に上がりました。
※スクリーンショットは、英検®2級 2021年度第2回の過去問題です。

スピーキング編

スピーキングPARTは、2次試験ではありますが、コミュニケーション能力が一番問われるPARTですので、その重要性は高いと言えるでしょう。緊張しないでしっかりと自分の意見を伝えることさえ出来れば、高得点の獲得が期待できます。

◆ ポイント1
スピーキングPARTでは、質問されたことに対し、ゆっくりと明確に答えることが重要です。小さな声でつぶやくような回答は面接官に良い印象を与えることができないので、特に注意が必要です。流暢に早口で話すことで良い点数を獲得するわけではありません。逆に早口で話してミスをするよりは、ゆっくり話した方が有利です。回答する時間は十分にあるので、焦ることなく余裕を持って落ち着いて回答するようにします。

◆ ポイント2
スピーキング問題は、それぞれの質問形式に、回答形式が決まっており、必ずその形式で回答する必要があります。決まっている形式での回答でない場合、減点される場合があります。

上記のように、「According to the passage, how do some companies try to meet the needs of pet owners?」の質問に対し、回答形式を意識しないで、「They are offering insurance.」や「They try to offer insurance.」などで回答すると、減点されます。

「According to the passage, how do … ?」のような質問形式では、必ず回答は「By+動名詞 …」の形式で回答しなければなりません。上記のように、「By offering insurance that covers pets’ medical costs.」のように回答すると、完璧な回答になり、満点を獲得することができます。
※スクリーンショットは、英検®2級 2021年度第1回の過去問題です。

◆ ポイント3
イラスト描写問題でも、高得点のための回答のコツは存在します。第1に、必ずイラストに書いてある副詞句から回答を始めます。第2に、登場人物の行動を正確に描写することが得点の重要なポイントとなります。この二つの要件さえ揃っていれば、満点は確実に取れますが、単にイラストの中にあるオブジェクトを適当に羅列するだけでは、決して高い点数の獲得を期待することはできません。

上記のようなイラスト(3コマ目)だと、「There is a lot of garbage on the beach. He is wearing blue shirts and green pants.」は、内容的にはイラストと合致しており、回答としても問題ないように見えますが、この回答は、英検®では登場人物の行動を描写していないことから、良い点数の獲得を期待することは難しいでしょう。

一方、「Ten minutes later, Yumi was picking up the garbage. Her father was thinking of putting the garbage in the car.」のように、回答を提示された副詞句から始めていることや、登場人物の行動を正確に描写して回答では評価はどのように変わるのでしょうか?受験結果(リアルタイム採点)から、大きな点数の差があることが確認できます。
※スクリーンショットは、英検®2級 2021年度第1回の過去問題です。

◆ ポイント4
時事的な質問では、模範解答が存在することはありません。そのため、自分の考えを話すよりは、常識的で皆が受け入れやすい無難な内容で回答した方が良いでしょう。あまりにも個人的な内容や非常識で受け入れがたい内容は、面接官に否定的なイメージを与える可能性があるので、回答を考える際には、この点を十分に考慮する必要があります。

◆ ポイント5
静かに受験できる場所が確保できない場合には、キー入力方式での受験も回答作成の練習に役立ちます。特に電車や図書館などの公共場所での受験で活用できます。

上記のように、キー入力方式で受験しても、採点結果は音声認識で受験したものと完全に同じ結果となります。ご自身の状況に合わせて、好きな入力方式で受験できます。
※スクリーンショットは、英検®2級 2021年度第1回の過去問題です。

上記、4つのPARTでポイントをしっかりと把握し、本アプリで繰り返し練習することで、英検®合格・高得点獲得をを目指しましょう。

 

 

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